これが、オレの愛だ・・・!
不死鳥は甦る
傷つき倒れ絶望の淵に落ちようと
いつか必ず燃える翼は天に羽ばたく
これが俺の怒り悲しみ喜び
これが俺の・・・
渦巻く炎は命の灯に似て・・・
第四百四十九地獄
「タカラ ベイブレード ドランザーMS」です。そういえばミンミンちゃんのヴィーナスが出なくてポセイドンばっかり何個もゲットした嫌な記憶も・・・。
アニメ「ベイブレード」の最萌えキャラ火渡カイのドランザー最終バージョン「ドランザー MS-メタルスパイラル-」です。
当時HMSの四聖獣+ガイアドラグーン&アインシュタインは揃えていたはずなのに見つかったのはドランザーとアインシュタインのみ・・・。
やはり48話「愛だ…!」を見たならドランザーMSは手放せない。火渡カイ・・・ホビーアニメに限らず近年のアニメで最も燃える・・・そして萌える漢です。
ベイブレード48話「愛だ…!」にて、CV保志の天才ブルックリン(ほとんどキラヤマトという胸糞悪いキャラ)は火渡カイを一方的になぶりながら言い放ちます。
「終わりだね。楽しかったけど、ヴィジョンでわかってたよ・・・正直、君が羨ましいんだ。コマ遊びにこんなに熱くなれるなんて」「ごめんごめん、気に触った?でも、だれも僕には勝てないんだw」
しかし何度、傷つき打ちのめされてもカイは立ち上がりドランザーは止まりません。その姿にブルックリンが戦慄します。
「なんで立つんだ。君にはもう、戦う力はないのに」「いいかげん、しつこいんだよ!!」「来るな、来るな、来るな!来るなー!!お前は不愉快だ!お前なんか・・・消えて無くなれー!!」
ブルックリンの猛攻を耐えながらカイは言い放ちます。
「確かに貴様は真の天才だ。努力などせずとも誰よりはるかな高みに軽々と辿り着くことが出来る。技・力・戦術…どれをとっても俺など足元にも及ばない才能の持ち主だ。だが・・・俺は貴様に無い物がある!!」「それは・・・俺には、今日この時まで積み上げてきた毎日がある!!様々な戦い、勝利、敗北、敵、仲間、流した汗と無数の傷、怒り、悲しみ、喜び!!俺のすべてをかけて積み上げて戦った毎日がある!!熱く、厳しく、素晴らしい毎日がな!!それがお前にはない・・・俺の力だ!!」
ブルックリンにはカイの言葉が理解できません。
「分からない、お前が何を言っているのか・・・僕には分からない」
さらにカイは続けます。
「だろうな・・・それは、貴様がブレーダーではないからだ!全てのブレーダーが胸に秘めている熱い心、ベイ魂がないからだ。小さな世界で神様を気取っている貴様に負けるはずがないんだ!!」
火渡カイ、全身全霊の一撃がブルックリンのベイ「ゼウス」に放たれます。
「くらえ!!これが・・・!!俺の・・・!!愛だぁぁぁぁー!!!!」
かつて怒り、憎しみを力に変えて戦った火渡カイの最高の一撃はベイブレードにかける「愛」でした。
戦い終わったカイはタカオたちに背を向け引き上げていきます。しかし、ブルックリンとの戦いで受けた傷は確実にカイを蝕んでいました。一人、通路に崩れ落ちるカイ。
「いいなぁ、ベイバトルは・・・男の全てを賭けて戦う価値がある・・・なぁ、そう思うだろ・・・」
その瞬間、カイの手からこぼれ落ちたドランザーMSが砕け散るのでした。
これは、もうポエムとかいう次元ではありませんよ!!
ちなみに、この次の回のタイトルはティエリアの声で「アチョーーー!」だからたまらないw
さらにこの戦いで発狂したブルックリンは木ノ宮タカオとの最終決戦でブラックホールを発生させて戦闘機を撃墜したり街を壊滅させたりしていてひどい迷惑です。
カイきゅんはこの後一体!?興味のある方はぜひ見てください。最近のアニメにはない何かがここにあるかもしれませんよ?
そういえば、YAG(私)が初めて平野綾さんと今野宏美さんを知ったのがベイブレードでした。らき☆すたでまたお世話になるとは思いませんでしたwマチルダたんハァハァですよホント。
それでは、あしたまにあーな斬!!


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